旅の諸々−14

9日。 この旅の目的であるヴェネツィアビエンナーレ建築展のジャルディーニ会場に。
ヴェネツィア市街最大のジャルディーニ公園内にテーマ館(旧イタリア館)と、
30あまりの国のパビリオンが点在してます。

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先日購入したチケットで入場します。
↓一番上がビエンナーレのチケット。 下のは水上バスの。
裏面には名前が印字されていて、入場時に身分証明書と照合するの。 意外に細かい。

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さて、何処から見ようか。
テーマ館内には30程のブース、その他に各国のパビリオンが30棟もあるから、
全てをじっくり見ていたら時間がなくなっちゃうねってことで、気になる物は
じっくりと、そうでない物はさらっと流すことに。

先ずはテーマ館を見ようと向うが、その手前にスペイン館とベルギー館とオランダ館がある。

スペイン館

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展示タイトルは「未完成」
未完成のままとなった建築物にも、未来の可能性がある…というコンセプトなのだそう。

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軽量鉄骨のフレームに木額に入った図面と写真。 
テーマに対してどのような展示がされているかはもちろんだけど、空間とのバランスも様々なんだろうな〜。
まだ次があるからさらっと見る。

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因に、このスペイン館は金獅子賞を受賞してます。(↓こちらをご覧あれ)




ベルギー館

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モザイクタイルがかわいい。

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展示はこんな感じ。 実物と施工例写真。

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普通に解り易い。  サラッと行きます。

オランダ館は青一色。 内部も真っ青でしたよ。

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でも、内部は国連の平和維持活動の展示でした。
現地施設は任務完了後もその地域において使える物でなければならない・・・
というような内容だったように思いますが、国連の現地施設とオランダが
どういう関係性なのかキャプション読解できず。


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さて、テーマ館。 
テーマはアルセナーレ会場の時にも書いたけど「Reporting from the Front」前線からの報告です。

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キュレーターのアレハンドロ・アラヴェナ氏曰く「建築環境の質、その結果としての人々の生活の質を
改善するために、勝ち抜かなければならない戦いや拡張すべきフロンティアがあり、そこで違いを
もたらしてきた語られるべき成功談や共有されるべき事例を紹介したい。ビエンナーレを知性や
洞察力、もしくはその両方を駆使して、現状を打破する建築に着目し、そこから学ぶ機会にしたい」
と、このテーマに込めた意味を語っています。(ビエンナーレHPより引用)

展示に行きます。

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一見木に見えるけどこれ煉瓦です。
国旗があるからパラグアイの出展? 地震に耐えられるのかな…って思って見てきたけど、
帰ってきてから調べたら、ベネズエラ出身のソラーノ・ベニテス氏による、精密な計算に基づいて
つくられた安定的構造なのだそう。
しかも使用する煉瓦の数が少なくてこの空間を作れるという経済性。
「単なるデザイン」ではないのです。 それでいてこの美しさ。
それも凄いけど、パラグアイのような発展途上国においてはプロの職人が不足している
現状があり、素人も携わる中で、型を使うことによって誰がつくっても同じクオリティーを
保てるという優れもの。
素人でも仕事ができる→仕事の場が広がるということが発展途上国では必要とされるのですね。
壁に木枠が立て掛けられていましたよ。 これが型なのね。

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それを見て何を感じて何を得るかは人それぞれ。
その時に何も感じなくても、時が経って心に落ちることもあるだろうと思って見て回る。
テーマと照らし合わせようとすると混乱しそうな気もしたので、純粋に見て感じようとしていたかな。

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日本からもSANAAが出展。

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おとなしめの展示でした。 
日本人の活躍を見ると、やはり嬉しいものですね。

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写真の整理に疲れてしまう程あるのですが、端折ります。 いっぱい端折ります。

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展示は…どうやってみるんだよっ! 的なのもあったり(笑) 雰囲気なのかな…と思いきや、
↑この展示は特別表彰を受けているんですよ。 テーマは「失われた名誉」。
シチリア島南部出身のマリア・ジュゼッピーナ・グラッソ・カンニッツォさんの作品。
彼女が40年間で手がけてきた、雑誌には載らない規模の作品の数々の展示で、エスキースから
図面から模型写真から施工写真などなど、小さな物件でも様々な取り組みをしていて、
そう言う積み重ねもまたこの業界には大切なことなのですね。


途中、カルロ・スカルパの仕事に癒されたり。

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紅葉も綺麗だけど、スカルパのなんともいえない包囲空間の心地良さを体感。

次。 サクサクと行きます。

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個人的にはこういうの好き。 テーマに関係なく。

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展示はホント様々。
土地によって主要となる構造が違うけど、その特色にそった展示も多く見られた。

木や竹の構造あり。

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土?泥? あり。  個人的には↓こういうのは大変興味深い。

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中は数人座れるようにベンチ状になってるの。

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庭にこういう茶室があっても楽しいだろーなー。 
家よりこっちにいる時間が長かったりしそう。
虫や動物の巣のようでもあり、人間にしてみれば原点回帰のようでもあり。


今日はここまでにしておこう。

ジャルディーニ会場、続きます。


















Commented by fsnote2 at 2017-02-28 07:21
30ものブース!
見応えがあって気合いが入りますね。
でも最後まで見るには端折るの、大事ね。f(^^; わかる~
土?泥?のドーム、
是非お庭に作って~!^o^
Commented by eggshell0125 at 2017-02-28 11:49
Fさん
はい、すごい数でしょ。
テーマ館内に30程のブース、その外に30程のパビリオン
なんですもの。
興味のないものもそれなりにサラッとほとんど全部を見て
来ましたが、写真を見ていて混乱します(笑)
もっと重点的に見ればよかった。。。
お庭にあったら素敵ですよね、あの空間。
でもそうすると畑か庭を犠牲にしないと・・・
誰か隣地をプレゼントしてくれないかしら?(笑)
Commented by voyant-art at 2017-03-01 19:17
すっごく、おもしろいです!
やっぱり建築設計者の視点は私の興味と同じで、
興味深くワクワクしながら見たよ。
只今、インテリア・アートの制作を始めるところなのよ。
額や設置の仕方、展示の仕方も参考になったわ。
制作過程はブログに載せる予定です。いくつかのアイデアは
浮かんでるけれど、ともかく描いてみる!ってな時に
タイムリーな記事でした。
ところで、スノードロップが咲いたのね。
うちの庭にも一株あってね。数年咲かないので去年、
植木鉢に移してみたの。葉っぱはいつものように出てるけど、
やっぱりもう咲く時期だよね。今年もダメなのかなぁ〜。
Commented by eggshell0125 at 2017-03-02 12:15
ボヤントさん
わぁ♪ ありがとうございます。
もう写真整理の収拾がつかなくて(笑)
しまいにはどうでも良くなってきて、結局いろんな写真が
アップしないで終わってます。。。
それでも、まだもう少し続きがありますので、お付き合いを♪
ボヤントさんのインテリア・アートの制作、楽しみです。
また是非アップしてくださいね。

ブログで垣間見る「白くなったお部屋」いいですね~。
創作意欲がわきそうなお部屋です

我が家のスノードロップさんはほったらかしなんですけど、
移動させてもちゃんと咲いてくれるお利口さん。
そちらはあたたかいので、もうとっくに咲き終わった後とか?
スノードロップは周りに雪が残っている頃に咲きますもの。
来年はお花に会えるといいですね。

by eggshell0125 | 2017-02-28 00:20 | 日々のいろいろ | Comments(4)